通信制高等学校|学校法人玉村学園 一志学園高等学校|三重県津市

FEATURE

本校について

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理事長挨拶

理事長 
玉村 典久

志(こころざし)をひとつに。

本校の前身はNPO法人が運営してきたチャレンジスクール三重というフリースクールです。無認可の小さなスクールではありましたが、学校にかわる「もう一つの学校」として、十一年にわたる活動の中から、みなさんの先輩にあたる多くの若者が巣立っていきました。 
既存の学校生活の中で様々な壁にぶつかり、悩み、立ち止まり、時には先が見えないような暗闇の中で苦しみながらも、もう一度自分らしく学校生活にチャレンジしたいと自分を奮い立たせて門をたたいてくれた生徒たちです。そこにはともに学ぶ仲間やその生徒たちの支えとなり、生徒たちと一緒に成長することを心から望む教師たちがいました。 
 
2016年4月、そのすべて人の想いを結晶させて創立したのがこの一志学園高等学校です。 
「人は人の中で学び、成長する」、それは時代が令和にかわり、たとえどのようなAIがどれだけ普及しようとも、人間としての根源であり、揺るぐことのない真理です。 
ともに支え合いながら、一人ひとりが未来に希望を持って進む、それが本校の教育理念です。 
 
本校は通信制課程のみの小さな私立高校ですが、志(こころざし)の大きさはどこにも引けをとるものではないと自負しています。 
わたしたちと「志(こころざし)をひとつ」にして、新しい学校づくりに取り組んでみませんか?

教育理念
~人は人の中で育つ~

スクール・ミッション

「人は人の中で育つ」という教育理念のもと、地域に根差した魅力ある学校づくりを推進し、課題を抱えた生徒が学校生活に再チャレンジする中で、自己肯定感と自己効力感を高められるよう、社会の一員としての「生きる力」を育みます。

スクール・ポリシー

グラデュエーション・ポリシー
(本校ではこのような力を育てます)

他者との関わりの中で、ともに支え合い、新しい社会を創造する力を育てます。

自らの夢の実現を目指し、失敗を恐れず、主体的に学ぶ力を育てます。

自信と意欲、高い志をもって輝く未来を切り開く力を育てます。

カリキュラム・ポリシー
(本校ではこのような学びを行います。)

個々の生徒の状態に応じて学びに再チャレンジできるよう、毎日登校する「全日型コース」、週1日登校する「土曜コース」、原則必要なスクーリングのみ登校する「フレックスコース」を設置します。

1人ひとりの学力をつけるために、柔軟な教育課程を編成し、学び直しから大学進学まで対応できる多種多様な科目を設置します。

少人数の講座編成とし、きめ細やかな学習指導や支援を行います。

個別最適な学びの機会を保障するために、メディア(オンライン教材)や一人一台タブレット端末の効果的な活用を進めます。

生徒との綿密な面談を通じて希望に即した履修計画を作成し、丁寧な添削・個別指導、相談対応を行います。

体育祭や文化祭等の学校行事では、人との関わりを大切にするとともに、地域を愛し、地域に貢献しようとする心を育みます。

アドミッション・ポリシー
(本校はこのような生徒を求めています。)

思いやりの心をもって、周囲と温かい人間関係を築こうとする生徒

学ぶ意欲と向上心があり、前向きに学校生活に取り組む生徒

本校のルールと集団生活のマナーを守れる生徒 

本校の特徴

再チャレンジできる環境

様々な理由で中学校や高校に通うことができなくなったり、学校に馴染めず挫折してしまったという経験をした人も、一志学園で新たに一歩踏み出すことができます。 
なりたい自分を目指し自分を磨く、夢を描き実現の道を探るための授業、将来役立つ資格取得の授業を通し、ひとつ先の未来を切り開くための意欲を後押しします。 
また、共に学ぶのは同じ経験をした仲間たちです。 
気持ちを共有できる友人たちと、落ち着いた環境で学習に取り組むことができます。

個々に合わせた高校生活

全日型コースはもちろん、土曜コースやフレックスコースで、自分らしく学校生活を送ることができます。 
働きながら通いたい人や、スモールステップで無理なく挑戦したい人も、安心して通っていただけます。 
学び直しから大学受験まで幅広く対応しているため、個々の目標に向かって意欲的に頑張ることのできる環境です。

授業以外の活動も充実

一志学園では、行事や部活動などといった授業以外の活動も充実しています。 
遠足や修学旅行(全日型コースのみ)などの校外活動や、文化祭などの行事では仲間たちとの絆も深まります。 
部活動では、大会への出場や文化祭での発表を目標に、運動部も文化部も積極的に活動しています。 
勉強以外でも様々な目標を見つけ、充実した高校生活を送ることができます。

学校経営の方針

Ⅰ 本校の目指す学校像
 
「人は人の中で育つ」という教育理念のもと、地域に根ざした魅力ある学校づくりを推進し、課題を抱えた生徒が学校生活に再チャレンジする中で、自己肯定感と自己効力感を高められるよう、社会の一員として「生きる力」を育みます。 
私たちの目指す「生きる力」とは、次の3つの力とします。 


○他者とのかかわりの中でともに支えあい新しい社会を創造する力 


〇自らの夢の実現を目指し、失敗を恐れず、主体的に学ぶ力 


〇自信と意欲、高い志を持って輝く未来を切り開く力

Ⅱ 現状と課題 

1 多様なコース・教育課程の必要性 
 本校は平成28年、不登校等の課題を抱えた生徒が、学校生活に再チャレンジする中で、社会の一員として「生きる力」を身につけることをミッションとして立ち上げられた狭域通信制高等学校です。通信制課程のみの小規模校ですが、三重県の生徒を対象に教育活動を実践しています。 
 受け入れる生徒の多くは不登校経験者です。義務教育段階の学習が十分でない生徒もいれば、高い学力を持ち、いわゆる進学校と呼ばれる高校から転学してくる生徒もいます。どれぐらい登校できる状態か、また、どのような学習を必要としているかも生徒により様々です。そのため個々の生徒の状態に応じて学びに再チャレンジできるよう、毎日登校する「全日型コース」、週1日登校する「土曜コース」、原則必要なスクーリングのみ登校する「フレックスコース」の3コースを置いています。さらに、生徒一人ひとりのニーズに応じ、学び直しから大学進学まで対応できる多種多様な科目を開設しています。開設講座は全日型コース(実質授業日、週 4日)においては75講座、土曜コース(授業日週1日)では48講座と162名(4月現在)の在籍者数に対し、120を超える講座を開講しています。そのため、おのずと少人数講座となり生徒の満足度もある程度は満たせていると考えています。 しかしながら、3つのコースに加え、多様な講座を開講すると、どうしても教職員の負担が増大するという問題が生じてきます。また、常勤教員は12名の小規模校ですので、講座を開講するには多くの非常勤講師が必要になります。今年度は21名の非常勤講師の先生方にお世話になっていますが、毎年、講師の先生を確保するのにかなり苦労しています。さらに、私立通信制高校では補助金も少なく、財源の多くが生徒からの授業料収入によるものです。そのため、きめ細かな対応をすればするほど経営を圧迫するというジレンマがあります。持続性のあるカリキュラム開発が大きな課題となっています。


 2 定員の適正規模 
 本校は開校当初から中学校からの新入生だけでなく、他校からの転入生を受け入れ、両者が多様性を認め合い、お互いに刺激し合うことで成長できる環境を大切にしてきました。しかし不登校生徒の増加という社会的背景から、中学校からの入学生が増え、転入生を受け入れる十分な枠が残らない年もあったことから、令和4年度に定員を120名から160名に増やしました。今後は、通信制高校を巡る国の動向や本県における中学校卒業者数の減少等の状況を見ながら、学校の適正規模について考えていく必要があります。 


3 地域との関係 
 本校は校舎を津市より借用し、地域とともにある学校として開校に至った経緯から、立地する地域とのマッチングやその活性化に貢献することも求められています。 
校舎は物理的にも地域に開かれており、1階には地域の皆様のまちづくり委員会の活動拠点が置かれています。また、本校の目指す「生きる力」を育む活動を実践するためにも地域の皆様の協力や外部資源をお借りすることが必要不可欠です。 
これまでは地域の様々な行事やボランティア活動に参加させていただき、徐々に本校の存在を認識していただく段階でしたが、今後は、地域に溶け込み、地域の力を借りながら、地域社会の中で生きていく、さらには地域に貢献できる若者を育てていくことが大切だと考えています。


4 生徒の現状 
 本校の生徒のほとんどが不登校経験者です。入学までの経緯も、入学時の学力や状態、在学中に身につけたい力や進路希望等も多様ですが、それぞれ前向きに学校生活に取り組みたいという気持ちを持って入学してきます。心優しい生徒が多く、生徒指導上の問題行動を起こす生徒は少ない一方、自己肯定感や自己効力感が低く、対人不安を抱え、日常的な配慮が必要な生徒も多いのが現状です。

 5 学校組織の現状と課題 
 本校には多様な生徒が多様なニーズをもって在籍していますが、その一人ひとりのニーズに、小規模校の限られた教育資源でどこまでどのように応えていくかが課題です。教職員のやる気と工夫で実現していくだけでなく、将来にわたって安定的に人材を確保し、常勤教職員のバランスの取れた年齢構成・教科構成を図るため、給与などの待遇改善を考えていく必要があります。

Ⅲ 本年度の行動計画 

本校に与えられたミッションを遂行し、生徒一人ひとりの学びを支えるため、また、 予想されるパンデミックや自然災害で通常の授業が難しい時など、どのような状況でも学びを止めないため、以下の取組を進めます。 

1 現行の3つのコース、「全日型コース」、「土曜コース」、「フレックスコース」の特色を踏まえ、各コースの今後の在り方を検討していきます。 


2 通信制の特色を生かし、生徒や保護者の多様なニーズに応える柔軟な教育課程や学習内容を整備します。 


3 日常的に生徒個々の状態に応じた個別最適な学びの機会を保障するために、また、不測の事態により対面による授業時間の確保が難しくなった場合にも学びを止めないように、メディア(オンライン教材)や一人一台タブレット端末を利用して行う学習の効果的な活用をさらに進めます。それに加え、グーグルクラスルームを活用し、教科担任やHR担任と生徒との連絡をさらに密にします。 


4 本校の多様性を認めあう特色をさらに力強いものにするために生徒募集計画 を見直し、適正な定員を設定します。 


5 地域の人的・物的資源を最大限に活用し、ボランティア活動や学習活動等、自己肯定感や自己効力感を高めるさまざまな活動の充実に努め、社会の一員として「生きる力」を育みます。 


6 キャリア教育をベースに、生徒の進路実現のための支援をしていきます。 


7 保護者への教育相談を一層充実させます。

Ⅳ 中長期ビジョン 

1 地域とともにある学校 
 「人は人の中で育つ」という本校の教育理念を実現するため、地域に開かれた学校づくりをさらに進めます。 
「総合的な探究の時間」や学校設定科目「キャリアデザイン」の中で、学校と地域が連携・協働した教育活動を推進します。また、地域の各種行事にも積極的に参加させていただき、地域の一員としての本校生の自覚を高める活動を 
行います。いずれも、地域の方たちの知識・経験をお借りし、本校の教育活動を地域に発信していくことで社会の一員として活躍できる若者の育成に取り組みます。 


2 教育内容の充実 

 通信制高校の制度上の利点を最大限に活かし、学校生活へ再チャレンジすることにより、生徒個々にとっての豊かな学びへとつなげていきます。 また、少人数講座による教員の目の行き届いた環境を維持し、生徒との綿密な面談を通じて希望に即した履修計画を作成し、一人ひとりを伸ばす教育内容の一層の充実に努めます。さらに、一人ひとりが安心できる人間関係を築けるよう、学級活動、部活動、生徒会活動、探究活動にも主体的に取り組める機会をさらに充実させます。 


3 教育環境の整備
 安全で清潔な学びやすい環境であるよう、校舎の維持・補修に努めるとともに、将来に希望をもって学校生活を送り始めた生徒たちが自己の目標を追求していけるよう、様々な学習機会の提供に努めます。特にICT環境については、中学以前の学び直しから大学受験までの学習を支援するものとして、生徒が自ら主体的に使いこなせるよう支援します。 

4 学校マネジメント 
 安定して教育活動を行えるよう、生徒数の確保に努めます。また、小規模の職場で、生徒の満足度と職員の働きやすさを両立させるため、校務内容や分掌の見直し等、一層の創意工夫を進めます。

Ⅴ 留意事項 

上記の計画を実施していくにあたり、以下のことに留意して進めていきたいと考えます。 


1 一条校として、コンプライアンスについて十分な配慮をします。 


2 生徒・保護者・教員等、学校内部での評価に合わせて外部評価も積極的に活用し、今後の学校経営に生かしていきます。 


3 在籍する生徒の特性上、合理的配慮を求められることも多い現状ですが、きめ細かな教育を心がける一方で、公平性にも配慮し、学校運営上、過度な負担にならないよう留意します。

生徒心得

一志学園高校は、「人は人の中で育つ」という理念のもと、多様な背景をもつ生徒が互いに尊重し合い、安心して学び合える学校づくりを大切にしている。通信制高校としての柔軟な学びを支え合うため、以下の心得を通じて、共によりよい学校生活を築いていくことを基本とする。 

1 人との関わりに関すること 
・他者の存在や考えを尊重し、温かい人間関係を築くこと。 
・威圧的・攻撃的な言動、差別、いじめ、SNS等を通じた誹謗中傷など、他者の尊厳を傷つける行為はしてはならない。 
・社会や学校のルールを理解し、集団の一員としての自覚ある行動に努めること。 


2 学びと学校生活に関すること 
・学びに対する主体的な姿勢を持ち、自らの成長に向けた取組を大切にすること。 
・授業や行事等の教育活動には意欲的に参加し、責任ある行動を心がけること。 
・教職員や他の生徒と信頼関係を築き、対話を通じてよりよい学校生活を形成すること。 
・学習や生活に不安を感じたときには、教職員等に相談し、必要なサポートを受けながら進めていくこと。 
・通信制であっても「ひとりではない学び」の中で、自らの成長を実感できるよう、他者とのつながりを大切にすること。 


3 服装・身だしなみに関すること 
・学校生活にふさわしい、清潔感と節度のある身だしなみを心がけること。 
・学習環境や他者への配慮を心がけ、周囲が安心して過ごせるような服装・身だしなみを意識すること。 


4 学校生活における規律等に関すること 
・校舎・備品・教材などの公共物は丁寧に扱い、破損等が生じた場合は速やかに報告すること。 
・暴力、飲酒、喫煙、薬物使用等の法令に反する行為をしてはならない。 
・スマートフォン等の機器は、授業や活動の目的に応じて適切に使用すること。 
・アルバイトや免許取得等については、保護者の同意を得て、学校の定める手続きを経ること。 


5 この心得をともに育てるために 
この心得は、生徒・保護者・教職員が信頼関係の中で共有し、共に育てていくもので ある。一人ひとりが安心して学び、自分自身と他者の可能性を広げていける環境を守るために、この心得を土台とした行動が期待される。 


【附則(心得の見直し)】 
本心得は、社会の変化等をふまえ、毎年度必要に応じて見直しを行うものとする。見直しは、教職員の協議および生徒の意見を踏まえ、校長が決定する。

いじめ防止基本方針

1 いじめの定義 
「いじめ」とは、生徒に対して、当該生徒と一定の人的関係にある他の生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった生徒が心身の苦痛を感じているものをいう。 

2 いじめの防止等に関する基本的な考え方 
本校では、すべての生徒および教職員・保護者が「いじめはどの学校でも、どのクラスでも、どの生徒にも起こり得る」という認識を持ち、いじめ防止等のための対策を以下のとおり定める。 
(1)いじめ防止等のため、日頃から教育活動全体を通じて、豊かな心や道徳性、自律性を育みます。 
(2)いじめは、被害側の生徒の心身に深刻な影響を及ぼす許されない行為であるとの認識に立ち、「いじめを許さない」学校づくりに取り組みます。 
(3)いじめの未然防止・早期発見・早期対応に努め、被害側の生徒を守り通すとともに、加害側の生徒には適切かつ毅然とした指導を行います。 
(4)学校内外を問わず、いじめ防止が図られるよう、学校・家庭・地域との連携協力に努めます。 

3 いじめ防止等の対策のための組織とその役割 
(1)一志学園高等学校いじめ防止委員会 
校長、教頭、主幹教諭、生徒指導主事、養護教諭、人権教育担当 
※その他必要に応じて、心理や福祉の専門家、弁護士、医師、教員・警察 経験者等の外部専門家を加えるものとする。 
(2)一志学園高等学校いじめ防止委員会の役割 
ア いじめ防止基本方針の策定と定期的な見直し、校内外への発信 
イ いじめ防止対策年間計画の策定と取組評価 
ウ 教育相談およびいじめアンケートの実施と結果集約 
エ いじめの認知および、解消に必要と考えられる調査や対応 

4 いじめ防止等の指導体制 
学校が組織的にいじめ防止に取り組み、いじめ防止等に関する措置を実効 的に行うため、日常の教育相談体制や生徒指導体制を別に定める。また、教職員が生徒一人ひとりの小さな変化を見逃さず、早期にいじめを発見するためのチェックリストを別に定める。 

5 未然防止および早期発見の取組 
いじめ防止の観点から、学校教育活動全体を通じた多様な取組や、いじめアンケートなど早期発見のための取組、教職員の資質向上を図るための研修などを計画的・体系的に行い、保護者や地域への啓発及び連携を図っていくため、年間の指導計画を別に定める。 

6 いじめ事案への対応 
いじめの疑いに関する情報を把握した場合には、一志学園高等学校いじめ防止委員会を中核として情報の収集や集約、記録、情報共有、事実確認および認知を行い、解消に向けて迅速に対応する。発生から解消に至るまでの組織的対応については、別に定める。 

7 重大事態への対応 
(1)重大事態の定義 
「重大事態」とは、 
ア いじめにより本校生徒の生命、心身又は財産に重大な被害が生じた疑 いがあると認めるときを指す。 具体的には、生徒が自殺を企図した場合、身体に重大な傷害を負った場合、金品等に重大な被害を受けた場合、精神性の疾患を発症した場合などがあり、被害側の生徒の状況を見て、校長が判断する。 
イ いじめにより本校生徒が相当の期間学校を欠席することを余儀なくさ れている疑いがあると認めるときを指す。「相当の期間」については、不登校の定義を踏まえ、年間30日を目安とするが、一定期間連続して欠席しているような場合には、適切に調査を行ったうえで、校長が判断する。 
ウ 生徒や保護者から、いじめられて重大事態に至ったという申立てがあ ったときは、重大事態が発生したものとして、校長の判断のもと適切に対応する。 
(2)重大事態への対応 
校長が重大事態と判断した場合には、直ちに三重県環境生活部私学課に報告するとともに、いじめ防止委員会を母体とした組織で調査を行い、事態の解決にあたる。 
なお、事案によっては、三重県環境生活部私学課が設置する重大事態調査 
のための組織に協力し、事態の解決に向けて対応する。 

8 その他留意事項 
本方針については、学校や生徒の実情に合わせて定期的に見直しを行うほか、家庭や地域との連携を図るため、ホームページで公開し、理事会や評議員会、保護者会等あらゆる機会を利用して保護者や地域に情報発信を図るものとする。また、見直しにあたっては、学校全体でいじめ防止に取り組むという観点や、学校・家庭・地域が 連携していじめ防止に取り組んでいくという観点から、地域や保護者、生徒の意見を積極的に取り入れるよう留意する。

SNS指導方針

1 基本的な考え方 
本校は、「人は人の中で育つ」という教育理念のもと、生徒一人ひとりが安心して学び、互いを尊重し合える環境づくりを重視する。SNS( X、Instagram、LINE、TikTok、動画配信サービス等のインターネット上の交流手段)は、情報発信・交流の有効な手段である一方で、不適切な利用により人権侵害や法的責任を招く危険性がある。本校は、保護者・教職員等が協力し、SNS利用に関する適切な指導と啓発を行う。 

2 指導の目標 
・ネット利用に際し、生徒が他者を尊重し、思いやる態度で利用できる力を養う。 
・個人情報やプライバシーを適切に守る力を育てる。 
・ネット上のトラブルに巻き込まれた際に相談できる力を養う。 
・学校生活や進路に悪影響を及ぼさない利用態度を確立する。 

3 具体的な指導内容 
基本的マナーの指導 ・誹謗中傷や差別的発言をしない。 ・写真・動画を投稿する際は、他者の承諾を得る。 ・安易に「いいね」「拡散」をしない。 
安全面の指導 ・実名・住所・学校名など、個人や学校を特定できる情報を公開しない。 ・出会い系や詐欺的な誘いに応じない。 ・トラブルを発見した場合は、すぐに教員や保護者に相談する。 
法的リスクの理解 ・著作権・肖像権の侵害に注意する。 ・他人のアカウントを不正に使用しない。 ・ネットいじめやデマ拡散は加害の一端を担った者にも責任が及ぶことを理解する。 

4 学校としての取組 
・オリエンテーションや特別活動で年1回以上のSNS講習会を実施する。 
・あらゆる機会を通じ、定期的に情報モラル啓発を行う。 
・トラブル発生時は、事実確認を行い、保護者と連携して対応する。 
・必要に応じて外部専門機関 警察等)と協力する。 

5 保護者へのお願い 
・生徒のSNS利用について家庭でもルールを話し合い、見守っていただきたい。 
・問題が疑われる場合は、早めに学校へ相談していただきたい。 

6 生徒へのメッセージ 
SNSは使い方次第で、自分や他者を傷つける道具にも、つながりや学びを広げる道具にもなる。自分の発信が「相手を大切にするものか」を常に考えて行動しよう。

部活動運営方針

1 目的 
(1)部活動は本校の教育理念「人は人の中で育つ」のもと、生徒が他者と関わりながら成長する機会とする。 
(2)活動を通して、主体性・協働性・社会性を育む。 
(3)無理のない範囲で継続的に取り組むことで、自己肯定感や達成感を育てる。 
(4)自他の安全や健康に注意を払い、危険を予測、回避、対処できる能力を養う。 

2 基本方針 
(1)通信制の特性を踏まえ、参加は任意・柔軟な参加形態を基本とする。 (2)学業・生活(アルバイト・家庭事情等)との両立を最優先とする。 (3)顧問は指導者であると同時に、支援者・伴走者として関わる。 (4)安全管理・ハラスメント防止を徹底する。 (5)保護者・生徒に対して、活動内容・時間・費用を明確にする。 

3 運営 
(1)入退部 
・入部・退部は随時可能とし、書面またはフォームで手続きを行う。 
・生徒の状況に応じ、途中参加・不定期参加も認める。 
(2)活動日 
・活動は平日毎日実施可とする。 
・週1日以上の休養日を必ず設定すること。 
・連続活動は原則5日以内とする。 
・活動日は各部で設定し、事前に周知する。 
・定期考査中は原則として活動を行わない。 
(3)活動時間 
・平日:2時間以内 
・休日:実施する場合は4時間以内 
・部活動は、完全下校時刻を遵守するため、原則として完全下校時刻の15分前ま 
でに活動を終了する。 
・終了後は、片付けおよび更衣等を行い、速やかに下校し、完全下校時刻を超えて 
校内に滞在しないものとする。 
(4)完全下校時間 
・完全下校時刻: 4月~9月 17時30分 
10月~3月 17時 
(5)顧問・指導体制 
① 活動計画を作成し(特に長期休業中)、管理職へ提出する。 ② 活動には原則として顧問が立ち会う。 
③ 不在時は活動を行わない、または安全が確保された内容に限定する。 ④ 体罰・暴言・ハラスメントの禁止を徹底する。 ⑤ 生徒の心身の状態に十分配慮する。 
(6)校外活動 
・大会参加や対外活動は原則任意参加とする。 ・参加にあたっては、目的・費用・安全面を明確にし、保護者の同意を得る。 
(7)活動費 
① 部費を徴収する場合は、目的・金額・使途を明確にする。 ② 生徒・保護者の過度な負担とならないよう配慮する。 
(8)安全管理 
・活動前後の体調確認を行う。 
・事故防止のための事前指導を徹底する。 
・緊急時は学校の危機管理マニュアルに従う。 
(9)その他 
・特別な事情がある場合は、事前に必ず校長の承認を得ること。 

4 指導上の留意点 
(1)報告・連絡・相談を徹底し、透明性のある運営を行う。 
(2)挨拶・マナー・ルールを重視する。 
(3)人間関係の把握とトラブルの早期対応に努める。 
(4)無理な参加や過度な競争を強いない。 
(5)「できたこと」を認める指導を重視する。 

5 各部で整備しておくとよいもの 
(1)年間活動計画 
(2)部員名簿 
(3)緊急連絡先